熱帯夜とは
最低気温が25℃以上の夜のことを熱帯夜といいます。
気温が高く湿度も高いため、眠りが浅くなりやすく、体調不良や睡眠不足を招くことがあります。
特に高齢者や持病をお持ちの方は、注意が必要です。
熱帯夜がもたらす影響
- 睡眠の質の低下(深い睡眠がとれず、日中のだるさや集中力の低下に。)
- 体力の消耗や免疫力の低下
- 高血圧や心疾患、脳卒中リスクの増加
- 熱中症のリスクも夜間に及ぶことがあります
快適に過ごすためのポイント
- エアコンや扇風機を適切に活用しましょう。
室温は28度前後を目安に。直接風が当たらないように工夫を。 - 寝具を見直す。
通気性・吸湿性の良い素材を使用し、熱や湿気がこもらないように。 - 就寝前の入浴を活用。
ぬるめ(38~40℃)のお風呂に入り、寝る1時間前に体温を下げると寝つきが良くなります。 - 水分を取ってから寝る。
寝ている間にも汗をかくため、コップ1杯の水を飲んでから寝ましょう。
特に気を付けてほしいこと
- 高齢者の方は暑さやのどの渇きを感じにくくなっているため、室温の管理と水分補給を周囲の人が気にかけてあげましょう。
- 窓を開けたままの就寝は、防犯面や気温の変化に注意が必要です。
- 冷房を嫌う方もいますが、健康のために使うことの大切さを伝えてください。
まとめ
熱帯夜は体に大きな負担をかけるため、対策が必要です。エアコンや寝具を上手に使い、毎晩の睡眠をしっかり確保して、夏を健康に乗り切りましょう。