#06 熱帯夜の過ごし方

熱帯夜とは

最低気温が25℃以上の夜のことを熱帯夜といいます。
気温が高く湿度も高いため、眠りが浅くなりやすく、体調不良や睡眠不足を招くことがあります。
特に高齢者や持病をお持ちの方は、注意が必要です。

熱帯夜がもたらす影響

  • 睡眠の質の低下(深い睡眠がとれず、日中のだるさや集中力の低下に。)
  • 体力の消耗や免疫力の低下
  • 高血圧や心疾患、脳卒中リスクの増加
  • 熱中症のリスクも夜間に及ぶことがあります

快適に過ごすためのポイント

  • エアコンや扇風機を適切に活用しましょう。
    室温は28度前後を目安に。直接風が当たらないように工夫を。
  • 寝具を見直す。
    通気性・吸湿性の良い素材を使用し、熱や湿気がこもらないように。
  • 就寝前の入浴を活用。
    ぬるめ(38~40℃)のお風呂に入り、寝る1時間前に体温を下げると寝つきが良くなります。
  • 水分を取ってから寝る。
    寝ている間にも汗をかくため、コップ1杯の水を飲んでから寝ましょう。

特に気を付けてほしいこと

  • 高齢者の方は暑さやのどの渇きを感じにくくなっているため、室温の管理と水分補給を周囲の人が気にかけてあげましょう。
  • 窓を開けたままの就寝は、防犯面や気温の変化に注意が必要です。
  • 冷房を嫌う方もいますが、健康のために使うことの大切さを伝えてください。

まとめ

熱帯夜は体に大きな負担をかけるため、対策が必要です。エアコンや寝具を上手に使い、毎晩の睡眠をしっかり確保して、夏を健康に乗り切りましょう。

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