#04 梅雨

梅雨とは

曇りや雨の日が多くなり、じめじめとして過ごしにくい時期のことで、日本を含む東アジアに特有の気象現象です。
関東甲信地方は平年6月7日頃に梅雨入りします。

なぜ雨が降り続くのか

南から暖かく湿った空気をもった太平洋高気圧と北にある冷たい空気をもったオホーツク海高気圧が日本のあたりでぶつかるようになります。この2つの高気圧の境目で雨雲ができることで雨が続きます。

湿気対策

梅雨時期は曇りや雨の日が多く多湿となりやすい時期ですが、少しでも快適に過ごすために湿気対策が効果的です。
具体的にはエアコン、除湿器で湿気を取り除くことが大切です。

エアコンの除湿

エアコンの除湿には再熱除湿方式と弱冷房方式の2種類があります。 再熱除湿方式は空気を冷やして湿気を取り除いた後、温め直して適温に調節するため、寒くなりません。

一方、弱冷房方式は、冷たい空気が出るため肌寒さを感じることがあります。 両方ともついているエアコンもありますが、大抵は弱冷房方式のものが多いです。

除湿器

除湿器はコンプレッサー式、デシカント式、ハイブリット式の3種類があります。

コンプレッサー式は湿った空気を冷却機で冷やすことで、湿気を水滴にしてタンクに回収する仕組みです。電気代は抑えられますが、気温が低いと能力が低下します。運転音も大きめです。

デシカント式はデシカント素子という乾燥剤のフィルターに湿気を吸着させて除湿する方式です。吸着した水分はヒーターで温められ、熱交換器内で冷やされて水滴となり、タンクに溜まります。消費電力が多めで、部屋の気温が上がるため夏場には不向きです。

ハイブリット式はコンプレッサー式の省エネ性とで機関と方式の高い除湿能力を組み合わせた方式です。サイズは大きめになり、価格も高めです。

まとめ

以上、ざっくりと説明をしましたが、梅雨時期を快適に過ごすためにまずはエアコンの除湿機能を試し、いまいちだと感じたら除湿器を活用するのが良いと思います。

梅雨時期を快適に過ごすためにこれらをうまく用いて快適に過ごせるように工夫してみましょう。

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